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衛生士の退職と採用「リファラル採用か求人サイト活用か?」/歯科コンサルが秒で回答

  • 業種 病院・診療所・歯科
  • 種別 トピックス

A or B 歯科医院経営どっちが正解?

衛生士の早急な採用、リファラル採用か求人サイト活用か?

#衛生士急募 #リファラル採用 #人材確保

A歯科医院では、ベテランの衛生士が家庭の都合で急遽退職となり、早急に歯科衛生士の採用が必要となりました。A先生が選択する採用方法として、どっちが正解?

A:リファラル採用(既存スタッフによる知人や友人の紹介)を強化し、信頼性の高い人材を効率的に確保する。
B:求人媒体の質を見直し、ターゲット層に合った専門性の高い歯科衛生士向け求人サイトを厳選して活用する。

「AかBか、どっちが正解?」
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歯科コンサル専門家の回答は?

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A:「リファラル採用を強化し、信頼性の高い人材を効率的に確保する」を選択派

  • ベテラン衛生士が退職し急遽の募集ということですので、大規模な組織ではないと仮定します。アットホームな規模感の場合は、リファラル採用が圧倒的に効果が高いと考えます。

  • 求人媒体を活用しても、衛生士の採用はなかなか難しいと感じます。知人などの紹介は定着率が高く信頼が高いため、積極的に活用していきたいところです。3ヶ月勤務後に双方に手当を支給するなど仕組みにしているケースもあります。

  • 求人広告や人材紹介会社などは、処遇面での比較はやはり避けられないでしょう。リファラル採用は医院の雰囲気を分かった人が人物像を理解して推薦するため、ミスマッチも少なくなります。

  • 採用も難しいですが、定着も同じくらい難しいです。見知った人からの紹介であれば、一定の定着率も見込めます。今回、ご家庭の事情ということですので、皆で助け合って、リファラル採用がうまくいくとよいと思います。

  • 至急採用したいときほど、募集期間が長引く可能性があります。さらに採用できても、すぐに退職してしまう可能性もあります。新しいメンバーを迎え入れることはチームみんなの仕事だと位置づけて、あらゆる伝手を頼る必要があると思います。

  • 衛生士不足ではオペレーションが回らず、医院収入にも直結します。緊急事態ですので、あらゆる手段を講ずべきです。ただそのためには、医院をどう紹介してほしいのかを、皆で一緒に考えて明確にしておく必要があると考えます。

  • 急募で早期採用が求められる状況では、あらゆる手を尽くすしかありません。ただ、信頼できる人材をスピーディーに確保できるリファラル採用のほうが効果的と思います。

  • 今回に限らず、リファラル採用は強化したいところです。長く定着できるスタッフを採用できる可能性が高く、費用の面を考えてもメリットが大きいと思います。

B:「求人媒体の質を見直し、ターゲット層に合った専門性の高い歯科衛生士向け求人サイトを厳選して活用する」を選択派

  • 早急に歯科衛生士の採用が必要であるという点がポイントだと思います。リファラル採用はタイミングが合わなければ無理でしょうから、見込みがなければ早急に求人サイトへ移行する必要があると考えます。

  • リファラル採用は、信頼性が高く採用コストも抑えられる有効な手段ですが、「早急な採用」という緊急時には、転職意欲のある不特定多数の歯科衛生士にアプローチできる求人媒体の方が、候補者を迅速かつ確実に集められる可能性が高いでしょう。

  • リファラル採用はある程度信頼性が高いスタッフを採用できる可能性が高い一方で、いい人が見つかるまで時間がかかることも多いです。今回は緊急とのことですので、ベテラン衛生士さんの穴を埋められる採用ルートを選ぶことが、結果的に売上を落とさない選択になると考えます。

  • ごく限られた紹介者が、必ずしもよい人材とは限りません。より多くの方に医院をアピールできる求人サイトを活用するのが良い選択だと考えます。

衛生士の早急な採用、、対応を分ける論点は?

「リファラル採用か、求人サイト活用か?」。専門家が秒で答えた回答から見えてきた論点は、主に次の3点が挙げられそうです。

緊急性とスピード(採用までの猶予期間)

実際にオペレーションがストップするまでのリミットが何日なのかを明確にすることが、AとBのどちらにウェイトを置くかの判断軸になります。

人材の質と定着性(求める人材像とミスマッチ防止)

退職した衛生士の役割の重要度と、それを代替できる人材のターゲット層が、リファラルで届く範囲にいるかどうかが重要です。

医院の現状と体制(既存スタッフの協力体制と採用リソース)

特に急募の場合、院内リソース(スタッフの協力)と外部リソース(求人媒体の費用と担当者の時間)のどちらがより迅速に動員できるかを評価する必要があります。

マネジメントはどこに視点を持つかで、判断が分かれます。複数の目線から議論し、数字やマネープランをもとに生涯所得最適化をご一緒に考え伴走できることが、わたしたちの強みです。私たちのサービスやご提案に、もしご興味をお持ちいただけたら、一度オンラインでご一緒に壁打ちしてみませんか。

判断の分かれる歯科医院の経営テーマを、
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本稿は、歯科経営で判断を迫られるテーマに対して、専門家が前提条件なしに直観的な回答を述べたものです。実際の経営の判断は個別具体的に検討する必要がありますので、専門家にご相談の上ご判断ください。本稿をもとに意思決定され、直接又は間接に損害を蒙られたとしても、一切の責任は負いかねます。

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